道の駅SPOT
整備計画
北海道開発局様では平成30年4月より、全道の道の駅にて提供するWi-Fiサービスを統一した認証方法で利用できるよう再整備することを計画され、弊社が受託しました。
このWi-Fiサービスは「道の駅SPOT」と言い日本全土の道の駅で整備が進められています。
このWi-Fiサービスの主な目的な情報提供・防災用途ですが、道の駅としてはお客様に利用していただきたいと言う観光用途の意図もあり、開発局・道の駅双方の意思を叶えることの出来る通信エリアと通信品質を確保する必要があります。
そしてこのサービスは24時間365日提供です。トラブルが生じた際は極力早く復旧対応しなければなりません。
整備提案
弊社では平成28年度より道内57箇所の道の駅で道の駅SPOTサービスを提供していました。
新規の道の駅を併せ令和2年8月現在では118の道の駅でサービスを提供しています。
様々な道の駅の建物で極力広い通信エリアと安定した通信を提供するための機器選定を行いました。
道の駅の運営者とのコミュニケーションをとり原状の道の駅の利用状況、Wi-Fiに関する理解、原状のWi-Fiの道の駅としての整備状況をヒアリングし、丁寧な設置を心がけました。
Wi-Fi接続時の接続認証は認証画面の言語は多言語対応しており、外国人観光客への対応も万全です。
整備後
道の駅の担当者とのコミュニケーションによりほとんどの現場トラブルの発生時は直接弊社に電話が入り、その場での解決対応が出来ています。
利用者への利用方法の告知のために利用方法PRポスターの作成を弊社にて行いました。
全道の駅SPOTは1時間に一回死活監視を行っており、接続途絶した場合にはすぐにわかります。障害発生時は弊社より電話にて道の駅や管轄自治体に連絡を入れ、復旧対応をしています。アクセスポイントの稼働状況は最初の57駅の整備時からを含め、機器故障は無し、災害による停電やNTT側光回線の問題でのサービス停止などがありました。
利用者数解析により各道の駅の利用者数をカウントし、観光客の動向の情報を集積出来ています。北海道エリアでのビッグデータの取得ができている状態です。